ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2019.9.13 11:22日々の出来事

0・1ミリでも前進する覚悟

安倍政権はこの秋から皇位継承問題の議論に入るはずだ。
この問題は安倍政権下で解決するしかない。
安倍首相はもう分かっているとわしは思っている。

安倍政権が上皇・天皇の意に添わぬなら、また上皇が
メッセージを発するしかなくなるだろう。

有識者会議のメンバーを見て、山尾志桜里氏が主導権を
また国会で奪うかどうかを判断してくれるだろう。
その際、野田佳彦氏・馬淵澄夫氏の協力がまた必要に
なるかもしれない。

立憲民主党の中では、枝野幸男すら「女性はいいけど、
女系はね」という弱腰なので、山尾志桜里という政治家
個人に期待するしかない。

ときが来たら、「ゴー宣道場」として戦わねばならない。

立憲的改憲でも、わしは山尾志桜里氏にしか期待を
していない。
立憲民主党が、「安倍政権下では議論すらしない」と言っ
ているのは、本音は護憲がいいからだ。
特に9条護憲が野党の本音だ。

日本を永久不変の9条(属国体制)にするくらいなら、
自民党の改憲案で、まず第一段階の穴を開けて、ただちに
第二段階を目指すしかない。
永久属国体制を望むか?
自主独立を望むか?
「ゴー宣道場」では自主独立を目指す!

依存心か?独立心か?
0・1ミリでも独立に向かうなら、わしはそちらに進む。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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